シロアリを防ぐ10カ条
1:住宅の軒下や廻り(犬走り)に材木や紙類を長い期間放置しない。
軒下に積んだ木材からシロアリが侵入したケースがたくさんあります。
2:換気孔の周辺にブロック、花鉢、ゴミ等を放置しない。
シロアリの進入の手助けになります。また換気孔がふさがると床下の風通しが著しく悪くなります。
3:室内の換気を良くしよう。
普段使わない客間や座敷の換気も忘れない。また天気の良い日は押し入れも開けておきましょう。
4:年に2回は大掃除をする。
普段目の届かない家具の下や押入れの中、畳の下などにシロアリの被害は発生しやすい。
早期発見が大切です。
5:浴室やトイレ、流しなどにヒビや割れ目がないか確かめる。
慢性的で穏やかな水分の供給は、シロアリが最も喜ぶ状態です。
6:エアコンの排水に注意する。
2階のエアコンの排水がベランダから壁に入りシロアリが発生したケースがあります。
7:庭の樹木にも注意する。
古木や枯れかかった樹木にはシロアリがよく巣を作ります。
発見した場合は専門の駆除業者に依頼する方が良いでしょう。
また、これから木を植える方はあまり根を張らない樹木が無難です。
一般に枝が広がった分だけ根も張ると言われています。
8:住宅の増改築を行うときは、建築業者にシロアリについて相談をする。
増改築を行うと白蟻被害賠償保険が無効になる事があります。
予防処理をしなかった増築部分から住宅全体に被害が広がった場合がそうです。
増改築の際は建築業者か白蟻業者に必ず相談してください。
9:シロアリの羽蟻が飛んで来たら白蟻業者に相談する。
羽蟻が飛んで来たということは、近くに間違いなく白蟻の巣があるということです。
定期的な点検や予防工事が必要です。
10:信頼できる専門業者と親しくなろう。
普段目に付かない所や点検しにくい箇所にシロアリは発生します。
専門業者は通常無料で点検を行っています。
住宅は大切な財産です。気になる箇所があればもちろんのこと、そうでなくても2〜3年に1回は専門業者の点検を受けましょう。 |